普段の生活の中で、建物の位置や道路の幅とか凹凸などを計測することはないと思いますが、道路を工事したり、建物を建設する際には、測量と言って、ちゃんと構造物などの大きさや長さなどを測らなければなりません。

それを怠ると寸法が合わなくなったりして大変なことになります。土木工事などでは基本です。さて、測量すると言っても計測器などを立てて数人の作業員で一箇所ずつ行っていくと、膨大な時間がかかることは一般の人でも予想出来ると思います。それに場所によっては危険が伴う場所もありますし、作業も大変です。

最近では、技術の発達によって様々な場面での作業を軽減を図ったり、危険を回避する方向にありますが、この測量においても同様の流れがあります。その中の一つにモービルマッピングがあります。これは移動しながら3次元空間を計測するもので、とても高精度で行うことが出来ます。しかもとても作業は安全です。モービルマッピングは車を使って行うものなので、計測したい場所を走るだけで作業が完了します。

どうやっているのかというと、その車の屋根に、周囲を撮影出来るカメラと、構造物へレーザーを発射しその反射波で距離などを測る機器、それにGPS衛星からの位置情報を取得する機器などを搭載しています。これらによって移動しながら連続的に計測が出来ます。なおGPS衛星からの電波が受信出来ない場所、例えば高架下やトンネルなどでは、IMUといった機器でしばらくは位置を計測し続けることも可能です。このようにモービルマッピングを行えば多くの場所において3次元での計測を短時間に完了させることが出来るのです。

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