航空レーザー計測は詳細な地形データを取得するのに有効な手段ですが、全ての条件で問題なく使えるわけではありません。

季節や対象物、航空機ならではの問題もあり、運用する時には注意が必要です。ただし、それらを除けば短時間で広範囲の測量ができるため今後の活用が期待されます。季節による障害は冬の時期に発生する積雪です。地表が雪に覆われていると、その表面を読み取ってしまうため本当の地表とは異なるデータになってしまいます。ただし、別途積雪データと照合することで補正することが可能です。

大雪が降るような地域は、春から秋にかけての無雪期に行うようスケジュールを調整します。航空レーザー計測は、名前の通り近赤外線のレーザーを利用しています。近赤外線は静的な水面での反射が悪いため河川や湖沼、ダムなどでデータが欠落することがあります。また、黒色の物体は吸収されてしまうため、新しいアスファルトやソーラーパネルなどは計測できません。

計測時に空中写真を一緒に撮っておくと修正を行うことが可能です。航空レーザー計測は航空機で行うため、飛行禁止空域での運用ができません。時間や時期によって飛行制限がかかるところもあるので、事前の確認が必要です。また、天候不良によって飛行できない時期もあるので注意が必要です。視界が悪い時や強風の時など安全上で運用を控えなければならないことがあります。スケジュールに余裕を持って対応することで解決できる場合があります。

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